こんにちは、りな(@rinalog_)です。
別の記事で、Twitterに疲れたオタクについて取り上げました。
この記事が読まれるときにどんなワードで検索しているか確認したところ、「オタクそのものがもう疲れた」「やめたい」と考えている方がとても多いことを発見しました。
今回はオタクそのものが疲れる、やめたいなと考えている方に「やめてもいいし好きなときに戻ってもいい」という内容で深く掘り下げていきます。
もくじ
なぜオタクが疲れてしまうのか
原因は大きく3つあると思っています。
オタクをするうえで発生する人間関係が面倒臭い
これが一番大きいと思います。
ひとりで楽しむぶんには誰かに何か言われたり、気を遣う必要もありません。
しかし小説やイラスト、考察をネットにアップするといたるところから非難が飛んできます。
人によっては「毒マロ」をもらったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
※毒マロとは、「マシュマロ」という匿名でメッセージが送れるサービスで、誹謗中傷を送ることです。AIによって汚い言葉が伏せられる機能がついていますが、完全ではないです。
わかりやすい例えだと、
- その2人は原作で絡みが一切ないのになんで書くの?
- 界隈大手の○○さんとネタが似ている
- その考察は間違っている、なぜなら〜〜(長文)
など、返信に困る内容が多いです。
返信してしまうとこれらのメッセージもセットで表に出るので、スルーが一番です。
イベントでの義理買い・褒め合いが面倒
上の人間関係が面倒臭いをより深掘りしたものになります。
イベントに出るようになると、普段やりとりしている相互フォロワーの本を買わなくちゃいけないのかな?と考えてしまいませんか。
正直そんなに欲しくなくても、イベント後に感想ツイをする時にその人のだけ感想をアップしないと今後の関係にヒビが入りそうだな・・・買う前に「欲しいです!すごい!」とかリプしておかないと後々面倒なことになるかも・・・
など、リアルで会う必要が発生するぶん面倒臭さはMAXです。
義理いいね・リツイートやりたくない
人からいいねやリツイートをされると、自分もしたほうがいいのかな?と思いますよね。
自分以外ですでにグループができあがっている場合、そこに属さないといいねやリツイートをしてもらえないことも。
しかし、本来のいいねやリツイートって自分がしたいからするものだったはず。義理でするのは嫌だな、面倒だなと思っているうちにだんだんとツイートしなくなり、アカウントを放置や削除して別のアカウントに乗り換えたことがある方も多いのではないでしょうか。
舞台全通・グッズの購入額マウントが面倒
2.5次元系だと、舞台がありますよね。
自分が住んでいる場所から遠いとなかなか時間的・金銭的に行けないことも多いと思います。
今回は行けないけど次回もっと近くで開催されたら絶対行こう!と思っているときに、
「今回は全通した!」「○○のファンなら遠くても行くでしょ」という内容のツイートを見ると、何もしていない自分が悪いのかも・・・と思い込んでしまいます、実際には何も悪くないですし、普通です。
自分ができる範囲で応援をするのが一番です、生活に困るレベルでお金を注ぎ込むのは依存だと私は考えています。
最近は「推し活」なんて耳障りのいい言葉で装飾されていますが、行き過ぎると毒です。
同様に、グッズのBOX買いやCD何枚積んだなどのリアルな数字を見聞きすると「自分はまだまだだな」と感じることもあるかもしれませんが、世間一般の感覚から言うと同じCDを何十枚も買う方が少数派なのではないでしょうか。
もうオタクをやめたい
オタクを辞めて2度と戻らない!と決心するより、「今はとりあえず距離を置いてまた見たくなったら見よう」くらいの気持ちが一番やりやすいです。
ここからはやめたいもの別にやめ方を紹介していきます。
課金・ソシャゲをやめたい
クレカで課金の引き落としをしている人はクレカ情報を削除してください。
可能であれば親や彼女、彼氏にクレカを預かっていてもらうのも良いです。
もし課金をしたい時は、コンビニでGoogle Play CardやiTunes Cardを買うようにしましょう。
少々手間ですが、コンビニに行くのが面倒臭いおかげで課金を今よりかは減らせます。
また、キャリアによりますが、auの場合「ご利用上限額の設定」というサービスが用意されています。ここで1ヶ月の利用上限を設定しておくとそれ以上使いすぎることがないので安心ですね。
課金はしていないけどソシャゲをやめたい場合は、アプリを消すのが一番ですがこれはいきなりハードルが高すぎるので、アクセスしにくい場所にアプリを移動しましょう。
フォルダの3ページ目くらいに置いておくのがおすすめです。
また、旅行やおでかけをするのもおすすめです。
ソシャゲをやめるのと何の関係もなさそうに見えますが、出かけている最中って普段よりはスマホを触る時間が減りますよね。
2泊3日くらい思いっきりおでかけを楽しむと夜は疲れてすぐ寝てしまうし、昼間は遊んでいてスマホを触る暇が減って無意識にソシャゲを開かなくなります。
1日より2日触らない方が、「2日も開かなかったからログインボーナス途切れたしイベントも今からじゃ追いつけないしもういいかなー」という気持ちが強くなるので非常におすすめです。
そのうちアプリの通知が煩わしく感じるので、そうなったらもうアプリを消して大丈夫です。
このときに引き継ぎパスワードをきちんとスクショしておけば、いつでもまたやりたくなったらアプリを再インストールすればできるようになるので心理的にもだいぶハードルが下がります。
グッズ買うのをやめたい
なにかを集めるのって楽しいですよね。私も以前は箱買いをしていました。
でも、アクキーやラバストって思ったほど着けるところがないんですよね・・・
ちまちまメルカリに出品したり、残りは思い切ってらしんばんに買取に出したり処分したらかなりスッキリしました。
このときに、部屋の一角に「ここだけは好きなグッズを飾る、ここから飾りきれなくなったら買うのをやめるか捨てる」ゾーンを作るのがおすすめです。
私はコルクボードとコレクションケースを使ってこのゾーンを作っています。
縦の高さがあるケース買うとフィギュアも入れられるのでおすすめです。
グッズを買うのが悪いことではないですが、持て余すのが問題なので自分が本当に欲しいものだけを購入するようにしています。
オタクに戻ってみた
一時期全くオタ活をしていませんでしたが、最近はSwitchでゲームをしたり漫画やアニメをまた見るようになりました。
オタ活をしてなにかをアウトプットしなくていい状況はとても心地良いし、作品をきちんと楽しめている気がします。
なぜSwitchなのかというと、こんなメリットがあるからです。
- ソシャゲに比べて課金要素が少ない、安い
- 好きな時にやめられる
- 家でしかできないので外に出ている時は読書ができる
- 集中して遊ぶと意外と2時間くらいで飽きるのでネトゲのように中毒になりにくい
スプラは一試合3分、チャット機能なしなので快適に遊べる!やりすぎると疲れるのが逆にありがたい
オタ活は人に見せなくていい
なにかグッズを買ったら写真を撮って即アップしたり、作品を見て感想をツイートしなくて大丈夫です。
最初は楽しくてやっていたこれらのことがいつの間にか義務になってしまうことも。
頭の片隅でいつもツイートのネタを探しているのは単純に脳が疲れるしSNSに依存・支配されている可能性が高いです。
どこかに吐き出したくなったらスマホのメモアプリや紙に書くのがおすすめです。
これなら誰も見ないし、発信もしないので誰かに何か言われることもありません。
私は今までミドリの文庫ノートに面白かった作品の感想やセリフ、シーンを模写して遊んでいました。
もし文房具が好きだったらこの方法がおすすめです。
好きな文房具を探すために外に出たり、もっと文章がうまくなりたいと思ったり、やりたいことが次々湧いてきます。
まとめ
いろいろやって息抜きにアニメを見たり漫画を読むと、以前より面白く感じます。
「今期の流行りを追わなきゃ」という焦りの気持ちがゼロなのでフラットに見られるのかもしれません。
もちろんそこでアニメや作品に対する熱が再燃したらまたオタクをするのも一つの手だと思います。
そして疲れたらオタク以外のことをする、オタク以外にもやることがあるという状況が大切です!