2021年にジュエリーコーディネーター3級に合格しました。
試験の概要と合格に必要な勉強を紹介しています。
もくじ
資格概要
ジュエリーの歴史、市場、素材、製造、商品、販売及びコーディネートに関する基礎知識をもち、消費者その他に対し説明、接客及び販売ができる。
一般社団法人日本ジュエリー協会
公式サイト:ジュエリーコーディネーター | 一般社団法人日本ジュエリー協会
ざっくり言うと顔の形に合うネックレスはどれ?や宝石の産地、貴金属の融点、接客時のコツや宝石の種類などが問われます。
受験資格
3級・・・なし
2級・・・3級合格者
1級・・・2級合格者
学歴や国籍、年齢や性別によって資格取得に制限はかかりません。日本国内に連絡の通じる住所があることのみが条件です
受験料
3級・・・9000円
2級・・・1科目13000円(2科目は10000円・1科目は5000円)
郵送か公式サイトから申し込めます。支払いはコンビニからもできますよ
受験開催日
1年に2回(3月と8月)
マークシートタイプの試験
1問1答・解答群から選択式の記述問題は一切無いタイプです。
本番試験はマークシート形式なので鉛筆かシャーペンが必要です。
電卓の持ち込みも可能ですが使う問題がありませんでした。
東京の大きな会議室を貸し切って開催されたので、席の場所によっては時計が見にくいので腕時計は必須です!
過去問を4回分回せば合格できます
協会から購入できるテキストと過去問をとにかく回すと合格できます。
確実に合格するためには、過去問を解く→つまづいたポイントをテキストで再確認→過去問を解く(不正解がなくなるまで)を繰り返すのが一番おすすめです。
過去問は1冊540円で2回分収録していたので4冊買ってひたすら回しました。
この過去問は郵送での販売も行っているので簡単に手に入れることができます。
最近はWebサイトからも購入できるようです!→日本ジュエリー協会
本番では見たことある問題がかなり出てきたので過去問しっかりやってれば確実に取れます。
ちなみに、よくある過去問サイトやアプリは私が探した限りでは見つけられませんでした・・・
過去問内にいくつか宝石の色に関する問題が出てきます。
これはGoogle画像検索で「同じ石でも色のバリエーションがあるんだな」となんとなく覚えておくと試験に役立ちます。
私は宝石の名前が複雑すぎて覚えられませんでした。人によると思いますがやっぱりいろんな色を一覧で見ると脳に残ります。
なので画像検索してある程度色を把握しておくと想像もしやすくなり問題がスムーズに解けると思います。
難易度
過去に私が受けたことのある試験と比べると難易度は、
やさしい部類に入るのではないかと思います。
理由として、
- 過去問がほぼそのまま出る
- 計算問題が無い
- 普段宝石に関わる仕事をしている方なら知っていることばかり
だからです。
資格を取って役に立つ?
指輪の形状の名前やネックレスチェーンは大変勉強になりました。
普段ネットショッピングをしていると膨大な数の商品が出てきますよね、そこで欲しい指輪のデザインを「覆輪 ストレート K18」や「ベネチアン チェーン 40cm」など固有名詞で検索することができます。
今まで見てはいたけど名前が分からなかったものをピンポイントで探せてかなりスッキリしました。
宝石の業界に関わる方も、アクセサリー・ジュエリーが好き!鉱物が好き!な方にもおすすめの資格です。
社内で飛び交っていたジュエリー用語を以前より理解することもできたので普段の業務でも役に立ちましたよ。