こんにちは、ほぼミニマリストのりな(@rinalog_)です。
れんげ荘シリーズの文庫版を読むときの順番が少しわかりにくいので、まとめてみました。
これから読む方の参考になれば幸いです。
読む順番と良かったところをまとめています。
もくじ
読む順番
①れんげ荘→②働かないの→③ネコと昼寝→④散歩するネコ
の順番です。
1巻:れんげ荘
有名な広告代理店をすっぱり辞めたキョウコの一月10万円生活が綴られています。
キョウコはお金の豊かさよりも心の豊かさをれんげ荘で生活して知ることになります。
れんげ荘のメンバーはキョウコにがっつり関わることはありません。
- 足るを知る、シンプルな暮らしが好き
- 口に入れる毎日の食事は気を遣いたい
- アナログな生活が好き
- 丁寧な暮らしが好き
こんな方はきっと楽しく読めます。
どうやら群ようこ先生の暮らしの信念がこのような感じっぽいです、この記事の後半で群先生の暮らしについて語っているエッセイを紹介します!
2巻:働かないの
れんげ荘に新たな住人が加わります!
キョウコは新たな趣味として刺繍をはじめます。私はまだ老眼ではないのでわかりませんが、狙ったところに針が刺せなかったりぷるぷる手が震えるのはあるあるなのでしょうか。
3巻:ネコと昼寝
読書をしたり近所のスーパーへ買い物に行ったり、生活感溢れる描写が最高です。
ネコと戯れる描写が多いので、ネコ好きの方には「あるある」とわかってもらえるはずです!
この巻から物置部屋に住んでいたコナツさんが少しずつ変わりはじめます。
4巻:散歩するネコ
クマガイさん、チユキさんとも仲良くなって絡みが増えてきます。二人ともいい人すぎる!
つかず離れず詮索しすぎずのスタンスは1巻の頃から変わっていません。
「ぶちお」との再会で幸せになれるキョウコの性格の良さに憧れます。
番外編:群ようこ先生のエッセイ
しない。
特に共感できた「しない」は、「必要のない付き合い」でした。
「必要のない付き合い」の中で書かれている、「相談が堂々巡りで意味がないものに感じる」は私も感じていたことでした。
女の人は相談をしてアドバイスではなく共感がほしいとよく聞きますが、これは女の私にはよくわからないです。
こういう事情で困っているからこうしたいまで答えが出ているのになぜ行動をしないのでしょうか・・・全部を変えるのは大変でも1歩踏み出してみればなにか変わるかもしれないのに。
でも、最近はコスパを求めすぎて「絶対に成功すると確信できることにしか挑戦しない、失敗したらコスパ悪いし」という考えが広がっているのも原因のひとつなのかもしれません。
ほどほど快適生活百科
見開き1ページに1つのお題について書かれている、どこから読んでも楽しい寝る前にぴったりの本です。
れんげ荘で暮らすキョウコの生活とリンクしているものが多数あります。
がんばりすぎない、ゆるい、でも毎日を快適にすごすヒントが多く、よく読み返しています。
さいごに
群先生の本はどれも穏やかで、読んでいて嫌な気分になることがないです。
れんげ荘シリーズ以外にも、スープ屋さんが舞台の「パンをスープとネコ日和」シリーズがあります。
こちらは食べ物の描写が多く、読むとスープストックトウキョウに行きたくなります。
れんげ荘シリーズの5巻の発売が楽しみです!